1: しじみ ★ 2019/04/05(金) 18:34:41.69 ID:CAP_USER.net

【4月4日 AFP】
皮膚を「若々しく」保つ上で重要な細胞競合を促進するタンパク質があることが、最新の研究結果で明らかになった。東京医科歯科大学(Tokyo Medical and Dental University)の研究者らによる研究結果は3日、英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表された。

 このタンパク質「17型コラーゲン(COL17A1)」は、細胞組織の適応度を維持する重要な過程である細胞競合を促進する。細胞競合により、弱い細胞は「駆逐され」、強い細胞の複製が促される。

 COL17A1は加齢によって減少する。減少により、弱い細胞が自己複製し、皮膚が薄くなり、損傷を受けやすくなるとともに、再生も遅くなる。

 今回の研究は、人間の皮膚と同じ特徴を多く有しているマウスのしっぽを用いて行った。研究チームは、COL17A1の減少が起きた時点でCOL17A1を活性化することが可能か調べ、皮膚の抗加齢を促進させる化合物を探った。

「Y27632」と「アポシニン」という2種類の化合物を単離し、皮膚細胞でテストしたところ、肯定的な結果が得られた。論文では「これらを皮膚全層の損傷に塗布したところ、損傷の再生が著しく促進された」と指摘している。二つの化合物は「皮膚の再生促進と老化抑制」につながることが期待されると論文は続けている。(以下略)

 (c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3219246

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